2018年12月20日 22:00放送 NHK「解体キングダム」にてATMOS設営中の目黒清掃工場建替工事が紹介されました。
全天候対応のドーム型で
365日安心フル稼働を実現します。
NETIS登録番号:QS-180051-A
全天候対応ATMOSは、最大間口85m、最大軒高37m、奥行き150m(各外々寸法)がその適用範囲の巨大なレンタル用仮設テントです。 大規模地下工事や既設物解体工事では、ATMOSが提供する無柱かつ全天候の大空間の中で1日8hから24hへ、365日フル稼働の可能性が見えてきます。
ATMOSの標準ユニット
①(幅2m 長さ8m 重量約500㎏)を資材置場から地組ヤード②に運び、ブレース材を用いて3スパン分のブロックに組み立てる。
まず柱3スパンブロック③を吊り上げ、所定の位置に建て込み、控えワイヤーで安定させる。屋根シートを差し込んだ合掌ブロック④を吊り上げて、柱ブロックと中央構台⑤に預ける。
柱頂部と合掌肩口をピン接合する。中央構台の合掌同士を棟部でピン接合する。 中央構台から合掌反力を取り除いて、3スパンの柱-合掌構造を自立させる。
走行レール上を油圧ジャッキで桁行方向へ4スパン分移動させて、次の3スパンブロックを構築する。
上空で3スパンブロック間にブレース材を取り付け、7スパンブロックにする。
さらに、4スパン分移動させ、11スパンブロック⑥にする。
油圧ジャッキで走行レール上を桁方向に走行し、奥の所定の位置で柱脚をアンカリング⑦にする。
これを必要回数繰り返して、奥行きの長さを構築する。 妻面の骨組を作る。 壁シートを差し込む。
4スパン毎の屋根シートを差し込む。開口部を構築し、裾回りなどのシート仕舞を行う。 負圧密閉空間にする場合は隙間仕舞をしっかり行う。
全覆い仮設テントの施工
煙突(外部)カット施工
清掃工場建屋および設備解体
屋根材は不燃膜材①で葺き、天井に高透光性の防音防炎膜材を全面設置している。外壁材は側面、妻面とも防音防炎膜材料②③とし、内壁は簡易防音パネルを全周設置している。重機搬入口④は電動シャッター。 集塵機は防音ハウス⑤で覆っている。
煙突外筒をワイヤーソーでカットするカットステージ⑥。 カットしたピースを吊り降ろすタワークレーン⑦。天井には35か所の散水ノズルを設けていて、必要に応じて個別に散水できる。向う側壁には上下3段×10列の電動ガラリを設置して列毎に開閉できる。 手前側壁側に設けた集塵機の運転と電動ガラリの開放制御で粉塵のよどみを無くすように操作している。